今回のご紹介はオーバーラップ文庫より発売されている、著者「大崎アイル」さん、イラスト「Tam-U」さんによる作品信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略です。
私は書籍が初読だったのですが、なろうで連載されているようですね。
信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 1.クラスメイト最弱の魔法使い (オーバーラップ文庫)
※amazon.co.jpへリンクしています。
あらすじは最近よくあるパターンといってしまうと聞こえが悪いのですが、(わたしは好きなパターンです。)異世界へ転移するパターンの物語です。
主人公高月マコトとそのクラスメイト達は合宿帰りの遭難事故が原因で異世界へ転移してしまう。
こういう作品によくあるパターンで異世界から転移してきたものにはチート能力が・・・、のはずが主人公のマコトだけなぜか平凡以下のステータスの魔法使い見習い・・・・。
そんな最弱のマコトの夢に信者のいない女神ノアが現れ、必死に勧誘してくる。
結局女神ノアの信者になると決めたマコトだった。
女神の信者になったはいいもののマイナーな神だからとすぐに加護を与えられることができないらしいが、マコトはそのかわりといっては何だが「神器」である短剣をさずかった。
ここから大冒険のはじまりか!と思えば、すごーくゆっくりと話が進むようにおもいました。
ノアの信者になり、神器をもらったにしても相変わらずマコトはステータスの低い魔法使い見習い。
ただ、特殊スキルRPGプレイヤーというRPGゲーム好きのマコトにはピッタリのスキルのおかげでかマコトは冒険者ランクを速いペースで上げていく。
本人は慎重派なのではやくランクを上げようとは思ってないのだろうが。
そんなある時、クエスト中に出会ったパーティメンバーの一人、魔法使いのルーシーとあることがきっかけでパーティを組むことになる。
このルーシーはエルフと魔族の混血のようで魔力は高いが魔法の命中力が悪いし発動に時間がかかったり、はたまた威力が強すぎていろいろと被害が出てしまうなどという若干ポンコツ気味なところも現段階ではあるのだが・・・。
とまぁ無難なクエストをこなしてはたまにトラブルに見舞われてという日々を送っていたところ、マコトと同じく異世界へ転移してきた親友、現在はやりての商人「ふじやん」と共にダンジョンに冒険に行くことになる。
そこで古の巨神と相対することになるのだが・・・。
いつもながら重要なところを省いての内容紹介なので何が何だかって感じだとはいますが、この作品を総括しての私の感想は、この一巻の時点では微妙な感じです。
今回少し厳しめな評価になっていますが、あくまで現時点ではッてことですので。
女神の加護にて広がってきたマコトの可能性やこれからの冒険の行方が気になり、続きによってはとても面白くなる作品になると思いますが、いかんせんまだ1巻目なので。
賛否は両論だと思いますので一度読んでみてください。
あと、個人的な意見をひとつ。
表紙の女神、リゼロの「エミリア」に似てない?
とまぁ今回は信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略を紹介しましたが、次巻以降化けてくれることを祈ります。